ごろまた村

お久しぶりです。
最近ブログ更新していなかった、というより家にいなかったのには理由がありまして。



じいちゃんが亡くなりました。



日曜日に髪切ろうとして出かける途中、車に乗った両親とすれ違いました。


母「おじいちゃんが倒れたから、今から実家に行くね。たぶん･･･死んじゃうかもしれない･･･」



それ聞いてから髪切ってる最中もそればっかり考えてました。
髪切ってからすぐ親に電話したら


母「おじいちゃん･･･死んじゃった････」


とりあえず家に行ったら行ったで、弟が倒れてる事態に。
新型インフルエンザで高熱だして倒れてる状態。

救急呼んで、その間看病してました。
もう俺自体混乱してしまって、よくわからない程でした。


夜になったら両親が帰って来て、もう滅茶苦茶でした。
会社に忙しく電話する親父、泣きじゃくる妹、高熱で倒れる弟、ピリピリしながら皆に怒りを吐くお袋。

お袋なんか混乱し過ぎて俺に怒りをぶちまけてたもん。


母「あんた葬式と学校どうするの？」


俺「先生に相談してみる。とりあえず俺は葬式に行きた･･･」


母「学校はどうするのっ！！！」


俺「や･･･だから先生と相談して考えてみるって！」


母「葬式までの日程はこうだけど、合わせられるのっ！？」


俺「だから明日先生と相談してみるってば･･･」


先生と相談して学校休んで結果実家に行くことに。



顔が白くて冷たくなったじいちゃんが布団で寝てました。
お袋と妹、ばあちゃんなんかずっと泣きっぱなしでした。

なんか今にもむくっと起きてきそうな感じがしてならなかった･･･
最後に交わした言葉が

『身体に気をつけてー』

って言い合いながら手を振ったのが最後だったなぁ･･･



じいちゃんには孫が８人いて、俺が初孫なんですよ。
だからおれの従兄弟はみんな年下なわけで･･･


従兄弟「ねー、なんでじいちゃんずっと寝てるのー？」


俺がしっかりしなきゃって思って、泣くのずっと我慢してました。



でも火葬の日･･･



じいちゃんが焼かれる前、泣くの我慢してた＆死んだことがわかっていない従兄弟達が顔をくしゃくしゃにしながら泣きはじめました。


従兄弟達『じいちゃ･･･ﾋｯｸ･･･じいちゃん･･･うぅ･･････』


もうその姿がすごいいたたまれなくて、最後の最後で泣いてしまいました。


通夜の後、親戚からじいちゃんの色んなこと聞かされた。


戦争で親父を亡くし、親父の顔をみたことがないということ

再婚の父親とうまくいかなかったこと

病気で若くして母をなくしたこと

養子で今の家にいたこと

４０歳から漁師を始めて努力家だったこと

自分との血の繋がりを持った家族が欲しくて、初孫の俺が生まれたとき、誰よりも喜んでくれたこと




焼かれる前、じいちゃんと一緒に棺桶(？)入れた手紙にも書いたことだけど、今回のことで自分が将来、何をやりたいか少しだけ見えた気がする。
元々、医療関係の仕事につきたいとは思ってたけど、もっと具体的になにをしたいのか･･･








今までありがとうな･･･
天国で見ててくれよな、じいちゃん。